個別具体的な政策の前に、ガバナンスの問題を解決する必要がある これまでの個別具体的な改革案(政策)の多くは、実行段階で『骨抜き』とされた。 『骨抜き』とされる要因を取り除かなければ、同じことが繰り返されるだけだ。それゆえ、個別具体的な政策を具現化する前に、まず、ガバナンスの問題を改善することが優先されるべきである。ガバナンスが公正さを欠き、それが民主的なチェックを受けないままであれば、どんな政策も『骨抜き』とされるかもしれないからだ。 先に改善すべきこと ガバナンスの基本機能 統治システム 司法制度の正常化 国と地方の関係 公務員倫理 民主的チェック(選挙を含む) 選挙行政の説明責任(情報公開)メディアの権力監視 後にすべき施策 個別具体的な政策案・現状の施策 社会保障(医療・介護・子育て・年金・社会福祉) ・雇用・公共事業(道路整備・公共交通・防災) ・文教(教育・科学振興) ・防衛 ・環境・エネルギー・財政・。