145主張骨子 2025年10月3日 2025年10月6日 事件番号 令和7(2025)年(行ウ)第5号 原告 野村 一也 被告 蘭越町 原告主張骨子(甲145号証関連) 2025(R7)年9月24日 札幌地方裁判所御中 原告 野村一也 経緯 令和6年7月22日、原告は役場を出てきた町長に対し、情報公開請求への対応について取材の形で説明を求めた。 町長は「取材は一切受けない」と応じず、車を発進させ駐在所に逃げ込んだ。 原告はその後も駐在所前で説明を求め、警察官が仲介に入った。 職員の不適切な対応 町長は「弁護士を通せ」として原告への直接対応を拒絶した。 しかし弁護士に依頼することは自由であっても、そのことが第三者に対する拒絶の根拠にはならない。 弁護士自身も「第三者に直接的な影響は及ばない」と認めており、町職員や町長による拒絶は正当性を欠く。 原告が被った不利益 原告は情報公開条例に基づく説明を求めたにもかかわらず、町長が逃避し「恐怖を感じた」と言い張ることで取材を妨害された。 これにより正当な取材活動・調査活動が阻害された。 評価 町長が弁護士を盾にして直接の説明責任を免れようとした行為は、地方公共団体の公職者としての説明責任を放棄する不適切な対応である。 また「恐怖を感じた」と繰り返すことで、説明責任から逃れようとする態度は不誠実であり、公務遂行義務に反する。 結論 町長の行為は、原告に対する差別的・不当な取扱いであり、情報公開条例に反するものである。 原告はこの違法な対応について責任を追及するものである。 脚注 1 甲145-1ないし2 裁判所提出用0722「町長取材録」